
政府は「IT新改革戦略」と名をうって、国や地方公共団体の申請や届出等の手続きをオンライン上で行なうための普及活動を始めるなど、積極的なIT利用率の向上に取り組み始めました。最近ではコンピュータウィルス、個人情報の流出や情報漏洩などの被害が相次ぎ、民間でもセキュリティへの意識が急速に高まりつつあります。
そんな流れに伴って、各企業内でもパソコンが当たり前に普及し始め、更にITに 関する高度なスキルを持つ技術者や人材を多く受け入れ始めました。 身近なところでは、テレビコマーシャル等で大きく宣伝されている光ファイバーや デジタル放送などの普及が思い浮かぶでしょう。インターネットで気軽に買い物が出来るようになり、デジカメで撮影した写真をすぐにアルバムにできてしまう時代になりました。
最低限、パソコン操作が出来なければ入社は困難と思える企業や業種が増えてきたように思われます。 しかし、生産や業務効率を上げるためにパソコンを利用するのは良いことですが、 転職を考える場合においては、「ITの技術を必要としていなければならない」 「IT企業でなければ成長しない」と考えるのは全くの間違いです。 なぜなら、インターネットは確かに便利ですが、ITであろうとパソコンであろうと、それは人が利用、操作するものであり、人なしでは機能しないものだからです。
どんな便利ツールがあったとしても、仕事に一番大事な人と人とのコミュニケーションは、人が作っていくものであり、それをどのように利用していくかということは、やはり人が考える事だからです。人材はそのようにして必要なのです。 パソコンやインターネットは、それを利用する「あなたの便利グッズ」として考え、 「どうしたら業務に使えるかな?」と自分が関われる方法を模索しながら利用していくべきものです。
「ITの事、何も知らないの?」「うちは最低限、パソコンがいじれないとねぇ。」と面接で言うような企業は、根本的にITの使い方を間違えています。そういった会社に騙されて再就職してしまわないように気をつけましょう。





