
食品や製品事故など、企業は時に大きな事故や事件に遭遇することがあります。 やむを得ず起こる事件、食品への毒物混入事件や他者による脅迫やテロに加え、自動車会社のリコール隠し、顧客情報の漏洩事件、大手銀行の経営破たんなど、社内の人間による人為的な不祥事も数多くあかるみにされるようになりました。
こうしたときに、企業がどのような態度にでるかで、その企業の誠意さがあらわになり、企業観や組織体質が実に分かりやすい形で私達の目に入ってくることになります。 そんな時に観察しておいてもらいたい2つのポイントは、突発的な出来事が起こったときに見せる「企業や社長の態度」と「対応の迅速さ、正確さ、強さ」です。
企業が不祥事を起こした際に、上層部が隠していたというニュースがよく聞かれますが、時間がたってから隠していたことがバレてしまい「調査に時間がかかっていた。」と言い訳をするなどは、自ら企業イメージを大幅にダウンさせているようなものです。こういった時のトップの態度や発言によって、誠実さがあるかないかによって、社員達は後ろ指を刺されるか、否かが決まってきます。
また、急な事故が起きた時などにあたふたして対応が遅れてしまうと、輪をかけて非難を受けることになります。普段から安全管理を行なっているか、対策は万全であったのかと、詰め寄られるでしょう。こういった際にまったく誠意の感じられない会社にいたとしたら、それは不幸としかいいようがありません。広報室であればなおさらその非難を自らの身で受けなければならなくなります。
再就職するにあたって考えておいてもらいたいのは、普段からこうした突発的な事件や事故に対しての対応管理やマニュアル、訓練を行なっているか、隠し事はないか、情報開示はきとんとされているか、何より社長の人格は人間としてどうなのか、もしもの時に社員を守ってくれるのかという事です。 事件や事故はいつ襲ってくるかわかりませんので、しっかりとした責任を取れる会社に就職をしたいものです。





